久々の日記。
ロードレーサーを6月に購入した。
購入してからの2ヶ月半あまり、ロードに慣れるために、
割と平坦な道路を選んで走ってきた。
もうそろそろヒルクライムもいけるかなと、クロスバイク
では何度かチャレンジした国見峠を目指すことにした。
国見峠・・・揖斐郡春日村美束と坂田郡伊吹町上板並との
境にある標高840mあまりの峠。
伊吹北尾根の登山道の北口にあたるために、大勢のハイカー
が訪れるところ。
自宅を7時過ぎに出発し、揖斐川沿いの堤防を走り、春日の
もりもり村へ目指す。
およそ30キロほどを1時間20分ほどで到達。
いつもはここで休憩するところだけど、今回は素通りし、一直線
に峠を目指す。
峠まではわずか9キロ。
だけど、ここからがゆるい上り坂が続く。
フロントギアはインに入れ、リアもなるべく膝に負担の掛からない
軽めで漕ぐ。
スピードも10キロ前後とスローだ。だけど、これが精一杯。
何とかスキー場までたどり着き、峠まで1.5キロの看板を見る。
あと15分くらい、、、、、、
観測は甘かった。どんどんスピードが落ちる。車が上って来ない
のが幸いだ。もうジグザグの蛇行走行。
歩くスピードと変わらない5キロほどのスピードに落ちている。
なんと気がつけば、スキー場から30分ほど経っていた。
そして、峠近くなり、ハイカーらしき人の声がしてきた。
自宅から出発して2時間半。苦労が報われた瞬間だった。
そして、何よりロードでここへ辿りついた大きな成果として、
一度も休憩することなく、ここまで来たことだ。
クロスバイクを卒業しロードレーサーが自分のものになった
瞬間。至福の時を少し感じた。
帰路は下り一本。
国見林道を滋賀県側へ下りる。
一気に国道365号まで下り、一路関ヶ原を目指して走った。
関ヶ原の手前では多少上り坂が続いたのだが、あの峠に比べれば
軽いもの。
21号に入ってからは関ヶ原、垂井とこれまた下り坂。
時計を見れば、まだまだ12時には遠い時間。と言っても11時は
とっくに過ぎているのだが、午前中に帰れそうな雰囲気になってきた。
とは言え、大垣に入ってからは信号、信号で停止ばかりが続く。
太陽の日差しもどんどん暑くなり、思ったようにスピードが出ない、
とても辛い最後の区間となってしまった。
それでも、何とか12時過ぎ、5時間ほどで、100キロほどを走る
ことが出来た。
予定では2時ごろを目指していたので、大成果だった。
残念ながらサイコンが時々作動しなかったために、正確なアベレージ
は分からないが、20キロほどになったのかなと思う。
ロードレーサーではギア比が大きく、坂を上るのはとても無理だと
思っていただけに、国見峠を制覇したことはとても大きな成果だった。
これからのヒルクライムが楽しみになってきた。