ダイモンジソウ
和名:大文字草
ユキノシタ科
伊吹に咲く花は沢山の種類があるんだけど、それぞれの花は
それぞれ咲く場所をきちんと決め棲み分けしているのではない
かと思うときがある。
例えば、昨日アップしたジンジソウは、伊吹山の北尾根の北の
登山口から上るとその途中で見かける。
ただどこでも見かけるわけではなく、ある場所に来るとそこにだ
けちょっとした群生風景を見かける。
山の北、西斜面の広葉樹が立つちょっと薄暗い感じのところに
咲いている。
この薄暗い、ときどき射す木漏れ日が白い花を可愛いく引き立
たせている。
尾根に上がってからは見た記憶がない、、、
探し方が悪いのかなぁ、、、
それに対して、今日アップしたダイモンジソウは、北尾根の南の
登山口近くで見かける。
南斜面の日当たりのいい、石灰岩質の石が転がるようなあたり
に咲いている。
どちらも同じユキノシタ科の仲間でぱっと見ではどちらもユキノシタ
と見間違うような花だけど、棲み分けしているしているんだろうか。
花の咲く時期も8月終わりから9月に咲くダイモンジソウ、
そして少し遅れ9月末ごろから咲き始めるジンジソウ。
勝手にこんな風に花を判断している。
ユキノシタ
和名:雪の下
ユキノシタ科
因みに、それぞれの元になるユキノシタは6月、雪とはまるで関係
ない時期に伊吹山の上野登山口で見かけたました。
ユキノシタが里で咲く花であれば、大文字、人字草は標高の高い
ところで咲く花なのか、、、
これまた棲み分けかな、、、